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レビュー一覧

レビューは、プレイしていて一番感じたことを2トピックに分けて書き、そのあとに総評という方式を取っています。システム、サウンド、グラフィック、シナリオ、総評。あとは、それぞれのゲームに合ったジャンルで、萌え、エロ、グロ、などをその時々に応じて評価します。
評価はS~Gまでの間で評価。Gは10段階評価で言う1なので滅多に出ないと思います。

管理人の趣向を書いておくと、keyとTYPE-MOON、ねこねこソフトあたりの王手(リンクのラインナップ)が好きですが、ゲーム自体は、学園ものや青春もの、田舎ゲーや夏ゲーのB級ゲームが大好きです。Pia3とかがちょうどいいバランスでした。傾向としては、酷評であるほど、管理人のストライクゾーンかと。C、Bあたりがいいんです。あと、巫女とツンデレ推奨。

あ行
秋色恋華 A
With You ~みつめていたい~ B
永遠のアセリア -the Spirit of eternity sword- A
永遠のアセリア EXPATION(超ネタバレ・要反転)
お嬢様組曲 C

か行
カルタグラ ~ツキ狂イノ病~ B
グリンスヴァールの森の中 -成長する学園- A

さ行
白濁ください C
侵触 ~淫魔の生贄~ C
Soul Link A
聖奴隷学園 B

た行
現在該当項目なし

な行
夏色小町(レビューもどき)

は行
パティシエなにゃんこ C
人妻コスプレ喫茶2 C
姫騎士リリア ~魔触の王城に堕つ~ C
Fate/hollow ataraxia(レビューもどき)
ホワイトブレス B

ま行
巫女舞 ~ただ一つの願い~ C
もしも明日が晴れならば S

や行
現在該当項目なし

ら行
現在該当項目なし

わ行
現在該当項目なし


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レビュー一覧表・はじめに | コメント(0) | トラックバック(0)2006/07/20(木)02:37

聖奴隷学園のレビュー

liquid
ブランド:Liquid タイトル:聖奴隷学園(セントドレイガクエン)
原画:日陰影次 シナリオ:まえだ絵馬 価格:8800円(税抜き)


-女衒の仕事-

聖マルティウス学園に女衒として招かれた哭東龍之介は、一週間以内にリストに記載された3人の女子を性奴隷に堕とせと、理事長より依頼を受ける。

女衒とは、女を買い、その女を遊郭に売るに足る商品として創り上げることを職業とする人々のことを言うそうです。が、現代において遊郭云々の話は少しおかしいので、本作の場合は、主人に対して忠実な奴隷を育てる仕事のようです。

さて、この女衒という立場。これが実はとても重要な意味を持ってきます。というのも、主人公にとって、女というのはあくまでも「商品」でしかないわけです。つまり、商品は傷物であってはいけない。また、主人に忠実な奴隷に仕立て上げるという意味で、肉体的な調教よりも、精神的な調教のほうが大事になってきます。肉体的な調教は、女衒が商品として女をオークションに出品した後、落札者が好き勝手に施すものだ、ということです。だから、女衒の仕事というのは、落札者がスムーズに奴隷を調教出来るよう、精神的な土台を築くところに集約されます。

そこで有効になってくるのが、心を揺さぶる、という古典的な手法。家族や親友、写真やビデオをダシに、「逃げ場がない」という絶望感を与え続けるわけです。輪姦、女の子を使った性教育、精飲、視姦、見知らぬ男子生徒に精液便所として使われる屈辱などなど、女としてのプライドを外堀からズタズタに引き裂いていくイベントを立て続けに発生させて、「自分が男に服従を余儀なくされた最下層の人間である」という意識を植えつけていきます。

また、主人公が輪姦を傍観しているという立ち位置にも女衒らしさが見えてきます。あくまで、商品として女を仕上げることが目的であって、自分が輪姦に加わって女の子を陵辱することにはさして意義を見出していないんですね。男子生徒というコマを使い、女の子の心をどう堕とすか。そこに自分の職業へのこだわりが見え隠れしています。

加えて、南方悠という少年の存在が大きい。一見、中学生にも見える童顔のこの少年は、実は女衒見習いの少年で、外見に見合わぬ外道でもあります。彼のことを信じていた女の子は、天使のような少年に裏切られるという衝撃的なイベントに心を打ちのめされます。そのくせ、「ごめんね、僕、脅されて……」みたいなことを言いながら、陵辱後のヒロインに泣きつく。もちろん、女の子もそれを概ね信じてしまいます。そして、最後には手のひらを返したようにズドンです。この、安心と絶望の振り幅に、心を堕とす過程が現れているように思いました。


-自発的な奉仕の心得は口淫・中出し・輪姦にあり-

さて、本作の特徴は、口淫・中出し・輪姦が非常に充実しているということ。つまり、精液がらみのイベントとも言えるかもしれません。

本作は、とにかく精液に対する描写に特に力が入っています。女の子が堕ちる過程で、嫌々ながらも精液をおいしそうにほうばるシーンが増えてきます。自分から男のものにむしゃぶりついたり、ディープスロートに快感を感じたりするのは当たり前。また、同じ口中発射のシーンでも、「それらしい」セリフを効率よく使うことによって、エロの演出に関しては事欠きません。「ツブツブ」「とぷとぷ」「ネラネラ」「からみつく」などなど、挙げていてはキリがないほどです。「ラストスパートを見たい」という意欲を湧き上がらせるような、飽きのこなさがエロゲーとしてよく出来ていると思えたところでしょうか。

ゲームの基本方針として、「精液がおいしくいただける」ことに、奴隷としての素養を見出しているように感じました。中出しシーンにしても、膣内に射精されることに喜びを感じたり、輪姦シーンなどでも、「ぬらぬら」になることに奴隷としての喜びを感じるように調教されていきます。むしろ、そういった属性をお持ちのプレイヤーにとってみれば、常駐が決定的な作品と言えるでしょう。秀逸というのはこのことで、その分野に特化した抜きゲーとしては最高ランクの破壊力を有しているのではないかと思います。

女の子が自発的、というところも注目かもしれません。嫌々ながら、というのは分かります。逃げ場がなくて、仕方なくというのも伝わってきます。ただ、無理やり犯されるというよりは、主人公が、自発的に股を開かせるよう誘導している節があります。「○○を救うために」という、女の子の優しさを逆手に取った狡い戦法ではありますが、そこはさすが女衒と言ったところ。泣く子にも容赦などしません。泣こうが叫ぼうが、中出しは嫌だと言われようが、彼の仕事には差し支えはないわけです。まさに非道。ただし、女の子を傷物にするようなことだけは絶対にしません。ということで、陵辱シーンはあってもSMシーンはない、というのが本作の特徴でもあります。

しかし、たった1週間で3人というノルマはちょっとキツイなとは思いました。はっきり言って、女の子はみんな即堕ちです。即堕ちでありながらそれがあまり気にならないのは、エロシーンが常に全力投球だから。常に水準以上のエロが期待出来る。その代わり、女の子も最初からエロエロスイッチが入ってしまうというわけです。好奇心旺盛とはまた違いますが、けっきょくのところ、女の子にはみんな奴隷としての素養があったわけです。この、「素養があった」という設定のおかげで、すべてが保っていたようなもの。もしもこれが素養のかけらもない女の子たちばかりだったら成功しなかったゲームでもあったとは思いました。


システム A サウンド C グラフィック S シナリオ B エロ S 総評 B

それでは、システムから。システムに関してはなにも問題はありませんでした。既読スキップも快適でしたし。ただし、Q-SAVE & Q-LOADがなかったのが痛かったかもしれません。他は概ね良好でした。

サウンドに関しては可もなく不可もなく。陵辱パターンに応じてもっとBGMのバリエーションが増えると評価が変わっただろうとは思いました。

グラフィックに関しては、エロいの一言。目線、アングル、汁具合、どれを取ってもきっちり仕事をしているなーと思えるものばかりでした。女の子の人数が増えると構図がうるさくなる傾向はありましたが。1枚のCGに対するバリエーションも豊富で、「ここでこういう差分がほしい」というところに絶妙にCGが入り込んできたりしたので、文句のない仕事だと思いました。

シナリオは、エロいという意味では秀逸なのですが、表現に凝りすぎて読みにくいテキストもちらほら。ただ、上でも書いたように、エロに関しては全力投球で望んでおられるあたりにライターさんの意気込みを感じられてよかったと思います。

エロエロです。とにかくエロエロです。目的がはっきりしている分、購入者が地雷を踏んだと思うことも少ない作品ではないでしょうか。個人的に、胸がけっこうあるキャラが多いのに、パイズリのシーンがほとんどないというところに疑問を感じたり……。ハードなシーンのないエロエロということで、罪悪感なく進められたというのも大きな評価ポイントでもあります。

個人的に感じたことは、日陰影次氏の絵が『ONE2 ~永遠の約束~』以来だったので、ゲーム性の違いに少々戸惑った感もありました。

余談:桜花がいいんです。この子、堕ちるとスゴイ(爆)

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
レビュー | コメント(0) | トラックバック(0)2006/07/20(木)02:22

聖奴隷学園プレイ開始

『聖奴隷学園』プレイ開始しました! と同時に、姉妹ルートらしきものをクリア。今まで、ダウンロード版や、さっくりプレイできる陵辱ものはプレイしたことがあったのですが、真剣に「陵辱」をテーマに一本のゲームを作っているものはプレイしたことがなかったので、ある意味とても新鮮です。

とは言ったものの、ご都合主義が非常に匂うのは気のせいでしょうか? 「絶対に周りの人間に気づかれるようなー」というシュチュエーションで誰にも気づかれずに事を済ませられるのはなぜ?

まあ、疑問は疑問のままにしておきます。……今のところは。しかし、ゲームとしてはけっこう楽しめる領域だと思います。テキストも、「うまい」のか「悪文」なのかの判別がつきかねますが、ただ浅いだけの表現よりもいいかなと思っています。たとえば、主人公が赴任してきた学園の立地を説明する一文。

「街の近郊、ややはずれな一角。最寄り駅から歩いて10分というところ。」

というように、ある程度の情報が与えられるところがいいんです。「町」ではなく「街」というと、やっぱりそれなりの「都市」なんでしょう。その一角と言えば、まあ都心部に働きに出る人々のベッドダウンみたいなところだと思います。つまり住宅街。それでいて、最寄駅から10分というと、街の近郊の一角でありつつも、交通の便がいい場所ということになる。とても分かりやすい上に、明確な「場所」を指定しない分、奴隷調教の舞台となる学園に対する想像力もかき立てられます。

これを例えば、「この学園は小高い丘の上にある」みたいなテキストだけで表現されてしまうと、一気に興ざめしてしまうでしょう。

この学園は、男女共学でありつつも、お嬢様の通う学校として名高い学園だと言います。それを、ただ「小高い丘の上」と言ってしまってはあまりにも悲しい。この学園が、街のなかでどういう立ち位置にあるのかということを物語る上で、さっきの一文はよく出来ていたと思います。「郊外」であることを、表現で説明している分、文章としては読んでいておもしろいテキストになっているのではないか、と。

しかし、表現に凝りすぎて読みにくい場面もちらほら。これが後々どうなるかは未知数でもあります。

さて、話は変わりますが、レビュー一覧に記載していたプレイ履歴を消しました。というのも、「AIR レビュー」だとか「うたわれるもの レビュー」だとか、このブログではレビューしていないのに、プレイ履歴に書いてあるゲームのタイトルで来てしまっている人がいたので……ちょっと紛らわしいかなと思ったので、プレイ履歴は消しました。

ともあれ、まったりゲームを続けます。次はなにをしようかなーなんでもいいけど、陵辱ゲームもけっこうおもしろいなーと思う今日この頃。ミステリ・ホラー要素があるようなものや、館・病院を舞台にしたものなど、ちょっと趣向を凝らしたものもやってみたいと思っていたりします。『カルタグラ ~ツキ狂イノ病~』みたいなの。今にして思えば、あのゲームの雰囲気って、けっこう好きだったかもしれません。

明治、大正といった、ロマン感じさせる演出に弱いんですよね。思えば、『月陽炎』もよかったなー

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
オタク&プレイ日記 | コメント(2) | トラックバック(0)2006/07/18(火)20:52

人妻コスプレ喫茶2のレビュー

-意味のないコスプレに唖然-

意味のないコスプレ。さて、それはどういうことでしょう。Hシーンで人妻がコスプレしてくれる。これはいい。とてもいい。すごくいい。なのに、そのコスプレに意味がなかったとしたらどうでしょう? 一気に興ざめです。

商店街がショッピングモールになるという計画に、夫の思い出がいっぱい詰まった喫茶店の店舗が取り壊されてしまうかもしれない。そこで立ち上がった主人公たちは、ショッピングモールの計画を持ち込んできた会社が経営する喫茶店と売り上げを競うことに。その集客UPのためのコスプレなのです。

なので、主人公にコスプレの趣味があるわけではありません。むしろ、その趣味があるのはサブの男のほうです。加えて、ヒロインの人妻さんにコスプレの趣味があるわけでもありません。だから、彼女たちがエッチシーンでコスチュームを着る理由がないんです。これはどういうことなのか。

もちろん、仕事上がりでとか、仕事中にとか、そういうシーンでのコスプレは分かります。でも、日常でのラブラブエッチにコスチュームを着る必要があるのと言われると微妙。主人公が求めるわけでもなく、ヒロインが求めているわけでもなく、そういう趣旨のゲームだからというだけでコスプレエッチシーンが繰り広げられるわけです。「とりあえずあったから着てみました」じゃあ、コスプレに対する情熱なんてこれっぽちも沸かない。自給が高いからというだけでメイド喫茶で働いているカワイイ女の子じゃあないんだから、そういうところ、もっときっちりしてくださいよと。

特に、コスプレ好きのプレイヤーからすれば、そこは一番押さえてほしかったポイントなんじゃないのかな。そう思います。


-「アトリエかぐや」という名の色眼鏡-

ちょっとチャラチャラした格好をしているだけで、「アイツは性格悪い奴だな」と思ってしまったことってないですか? 実際はまったく違うかもしれないのに、「チャラチャラしてる奴は悪い奴」っていう色眼鏡で人を見てしまうようなことが。

僕も最初、「アトリエかぐや」なんだし、このゲーム、初っ端からエロエロなんだろうなと思っていました。と思いきや、中盤辺りからやっと人妻とエッチが出切るようになります。案外、真面目路線なんだな、と。

でも、そこが落とし穴。変にエッチシーンまでのスパンを長くしてしまったことで、シナリオがしっかりしてるんだと錯覚させられてしまった感がありました。人妻さんの性格などをエッチに入る前にきっちり描写しておいて、情事に深みを出す。そういう意味では成功していたと思いますが。むしろ、そういう意図なんでしょうけど。

しかし、序盤にエッチがなかったことに意味があったのかと言われればそれも微妙。なぜなら、シナリオにほとんど意味がないからです。加えて共通パートも多く、エッチがなければただの暇な時間。クリックするのがもどかしくすらありました。単純におもしろくないシナリオが続くとダレます。エッチシーンがないと薄っぺらというのがアトリエかぐやクオリティーであると思っていただけに、その予想が見事に的中して嬉しいやら悲しいやら。

クレアさんのように、最初からばんばん誘惑してくれるような人であればなにも問題ないんですけど、共通パートがほとんどの構成ではそれも難しいかなと思いました。

加えて、主人公が馬鹿です。身も蓋もないことを言いますが、主人公が馬鹿なお陰で、シナリオも馬鹿になっています。過去、これ以上の暴言があっただろうかと思えるほどですが、はっきり言ってしまうと、主人公が馬鹿なゲームは総じておもしろいとは思えなかった僕がいます。

さらに付け加えるならば、会話文でも地の文でも「♪」を多様する主人公にろくな奴はいません。人妻さん相手に「なるようになるさ♪」みたいな奴に、自分の母親が経営する喫茶店を守ろうという意欲があったこと自体が奇跡的とすら思えるほどです。まあ、極度のマザコンなのでそこは仕方ないかなとも思いますが。

それにしたって、マザコンの主人公にまともな人間が……いや、今回はこのへんでやめておきましょう(笑)


システム S サウンド B グラフィック A シナリオ D 人妻エッチ S 総評 C

最近のゲーム、大手ソフトハウスが出しているものでシステムがS以外の評価になるものって少ないんじゃないかなと思います。ただし、前回の選択肢に戻れるっていうのはどうかな、と。緊張感がなくなっておもしろくないと思います。

サウンドは、可もなく不可もなく。変なものがなかった、とだけは言っておきます。

グラフィックはA評価。Sではないのは、やっぱり絵のバランスでしょうか。CGのなかに人間が増えれば増えるほど整合性が悪くなっていくように思います。

シナリオは、前述の通り。しかしながら、人妻というものを重点的に考えると、よく出来たシナリオであったとは言えると思います。

人妻エッチについては、破壊力抜群。特に、クレアさん萌え。あと、桜子さんは、主人公の母親なので「実は血の繋がりがないのかな?」と思っていたら、バリバリの母親でびっくりしました。しかし、20代の息子の妹に間違えられる母親って……(汗)
ハーレムルートの破壊力はギガトン級。一度ご賞味あれ。

総評はC評価ですが、エロとしては間違いなくはずれのない作品ではなかったかと。抜き目的ではオススメできます。

このゲームをしている際に同時進行で『パティシエなにゃんこ』をやっていたのですが、僕としてはそっちのほうが純粋に楽しめました。抜きゲーというものにシナリオを求めてはいけないのでしょうか……。『メイプルカラーズ』みたいなゲームがこれからもバンバン出ればいいのにと思う今日この頃です。

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
レビュー | コメント(0) | トラックバック(0)2006/07/11(火)01:16

パティシエなにゃんこのレビュー

-主人公がネコ。まわりのヒロインはアホ-

これはもう、してやられました。なんと言おうか、頭に軽い頭痛すら覚えてしまうほど。プレイ不可能とは言いません。むしろこれは、確かに良作と言ってもいい出来なのです。

ただ、もう少し頑張って欲しかったという意味で頭を抱えたくなるところがちらほら。

特に言ってやりたいのが、主人公の境遇について。夜になるとネコになってしまうというなんとも不憫な魔法にかかってしまっているのに、それを生かすイベントがまったくと言っていいほど起こらないというところ。

ストーリー上、誰かにネコになるところを「見られてはいけない」「知られてはいけない」という重大な設定があるにも関わらず、この主人公はほとんどの危険を無難に、なんの苦労もなく切り抜けてしまうんです。それに、夜になるとどこかへ消えてしまう主人公のことを、ほとんど誰も気づかない。これは、設定としてはあまりにもおもしろくないわけです。彼の周りにいる奴らはみんなアホなのかと……まあ、アホなんですが。そこは萌えゲーですからね(笑)

ただ、萌えゲーでありながら主要な良作と数えられるだけあって、シナリオの山場はきっちりとおさえています。純愛としてのポイントもきっちりおさえられているから、プレイ後の余韻というものもちゃんと約束されているのがうれしいところ。

今作の場合、萌えゲーのキャラクターによくある、感情を前面に出し切ろうとする設定がうまく生かされていたといったところでしょうか。キャラの純粋な感情の発露そのものが、プレイ側の心に直に伝わってくる。回りくどいやり方をいっさい省いた、直球ストレートにもほどがあるシナリオではあるんだけど、そこに味が凝縮されていてなんともおいしい感じなんです。なにより、ゲーム自体が単純なので安心して楽しめるというところがこのシナリオのいいところです。

ただし、それでもやっぱり「おもしろくない」わけです。だって、萌えゲーと分かっておきながらプレイヤーに「そんなのありえねえ」とツッコミを受けるゲームなんて、二流もいいところです。せめて、「萌えゲーにツッコミを入れるなんてナンセンス」とプレイヤーに言わせられるくらいの気合をシナリオで見せてほしかったというのが本音ですね。


-キャラデザがユーザーを選ぶという名の良作-

さて、キャラクターデザインは言わずと知れた『かんなぎれい氏』です。ぱじゃまソフトの絵師は、『大野哲也氏』といい、本当にいい仕事をしてくれます。

が!! そこが盲点、難点。そして良作と言われる由縁。淡い色調に、萌え萌え全快のキャラ設定。その割にはシナリオも感動のポイントをしっかり押さえられていて、いいサプライズを巻き起こしてくれる。でも、そんなキャラクターのお陰でプレイヤーが選別されているんじゃないかな、と。

つまり、〝そういうゲーム〟をメインにプレイしている人たちにとって、このゲームは萌えゲーではありえないほどの感動を約束してくれるんです。それだけの感動がラストに待っているのです。純愛要素が、萌えゲーの基準値を遙かに上回って豊富に含まれているのです。だからこそ、この絵に萌えを求めて買ったプレイヤーにしてみれば、いい意味で期待を裏切られるという状況になるんです。ですが、そもそも萌えになんて期待を寄せず、シナリオ重視でこのゲームを買うようなことがあれば……

正真正銘、良作純愛ゲーマーからすれば、このゲーム、なんとも味気ない感動に終わってしまうと思います。確かにラストの感動は大きなものがあるのですが、そこに至るまでの過程があまりにも軽すぎる、おざなりすぎる。さっき言った、ネコになるイベントもそうですが、シナリオの細部にまでこだわったネタフリ、あるいは気配りというものがあまり見えてこない。いざシリアスな展開になった時、感動の土台が出来ていないからプレイしていてもいまいち心の揺れが薄いんです。そりゃそうでしょう。空っぽの胃に水を入れて痙攣を起こさせるようなものです。それもある意味びっくりですが……

萌えゲーとしては確かに良作。だけど、純愛ゲーとしては凡作。ただ、萌えゲーでこのクオリティーというだけで良作判断されてしまうゲームでしょう。つまり、評価基準に当てはめてしまうと、けっきょく二流になってしまうと思うのです。


システム C サウンド A グラフィック A シナリオ C ケーキ A 総評 C

さて、なんのひねりもなくぶっちゃけると総評はBです。
明らかに「萌えゲー」として分類できるゲームで、ここまで感動させられたというのがある意味では評価ポイント。

システム面が若干使いづらかったと感じたものの、けっこう古いタイトルなんだからと割り切れた感はありました。

サウンドに関しては耳に残ったBGMがちらほら。サントラがどうしたってほしくなるというレベルではなかったように思います。

グラフィックも、趣味の問題を抜きにして非常に美麗。個人的には上位にランクインする絵師だったりします。萌えのコンセプトに違わぬキャラクターデザインでした。

そして、シナリオこそが、このゲームをB級たらしめている最大の要因でしょうか。萌えゲーとしての合格ラインを遥かに突破しつつも、純愛ゲーとしてはクオリティーが低すぎる。どっちつかずで自爆。個人的にはそういうゲームだったと思っています。

あと、何気にケーキに関しては勉強になります。ちょっとした小技と言うんでしょうか。ケーキ大好きの僕にとってはとってもオイシイ話ばかりでした。そういう意味では、興味がなくてもトリビア的な関心で読み進められると思います。

こんなケーキ屋さんが近所にあったら、まず間違いなく通うでしょうね(笑)

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
レビュー | コメント(0) | トラックバック(0)2006/07/11(火)00:17

人妻コスプレ喫茶2攻略完了ー

桜子ルート、ハーレムルート、ともに終了しました。以上。

レビューは、明日にでも書いて、火曜日になる頃にはUPできたらいいなと思っています。

ちょっと簡単な感想を書いてみると、ただひたすらエロくて、内容がないわりに、案外楽しく遊べてしまう典型的なB級でした。

コスプレの種類も、思っていたよりも少なく、どちらかというと人妻に重点をおいたゲームだったように思います。僕としては「人妻:コスプレ」が「5:5」のゲームだと思っていただけに、ちょっと引っかかった部分でもありました。個人的な趣向からいくと、これがけっこう評価の分かれ目になりそうです。

レビューというと、常に客観的で自分の意見をあんまり挟まないというのが理想だと思っていた感があって、いつもそれがうまくいかずに苦労していたのですが、最近、他のレビューサイトなどを見て回っていると、サイトの管理人さんの個人的な意見がレビューの味になっていて、むしろそこのところが読んでいて一番参考になることに気づきました。

でも、ときどき個人的意見が強すぎて「叫び」になっているようなレビューもちらほら。主観と客観の塩梅を考えられてこそのレビューサイトの管理人なのかなと、自分自身の戒めにもなったりしてます。

さて、実は水面下で進めていた『パティシエなにゃんこ』のレビューも同時にUPする予定(プリズム・アークがもうすぐ発売ですしね)です。同じカフェものでも、路線の違うものを同時にプレイする。そういうのもおもしろいかなと思いました次第で。ただ、お陰で寝不足気味なのは否めませんが。

ともあれ、最近波に乗っているなーと思いつつ、次は『聖奴隷学園』をやります。

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
オタク&プレイ日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2006/07/10(月)01:05

クレアルート&親子丼ルートクリア!

相変わらずサクサク進んでます……というか、あまりにもすんなりと進みすぎて怖いくらいです。プレイメモを見返してみると、あんまり身のあることが書かれていないので愕然……

「人妻は全員巨乳っていうのが業界の共通認識なんだろうか?」なんてメモ、はっきり言ってどうでもいいことです。なかには例外もいることだしわざわざメモする必要もない……と思うのですがどうでしょう? 人妻はやっぱり巨乳でないといけないんでしょうかね?

さて、一番お気に入りだったクレアさんを攻略してしまって、なんだか折り返し地点に到達したマラソンランナーみたいな感覚です。

クレアとリサの親子丼ルートは……僕自身あんまりロリは好きではないので、ちょっとねぇって感じでした。

折り返し地点と言ったものの、あとは桜子ルートとハーレムルートを残すだけ。シナリオ重視のものでもない限り、必ず攻略を見てしまう自分が情けない。けっきょく、最初からハーレムエンドに辿り着くための条件を知っているわけですから。

と言っても、この手のゲーム、はたして攻略が必要なんだろうかといつも疑問に思います。はっきり言って、見なくても全然余裕。『ONE ~輝く季節へ~』ほどでもない限り、もうエロゲーを難しいとは思わないんじゃないだろうか……。あのゲームの瑞佳ルートほどでなければ……

たぶん、今が初回プレイでもあのルートは難しい……はず。それとも、今だったらけっこうすんなりとコンプできたりするんだろうか……。一昔前のゲームって、何気に選択肢が難しかったような気がする。

……それはそうと、「親子丼」って例え、誰が考えたんだろう。

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
オタク&プレイ日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2006/07/09(日)16:55

リサ&まゆルート終了

自分でも驚くくらい、とんでもないハイペースで進んでいます。『人妻コスプレ喫茶2』は、リサ&まゆルートをクリアしました。

……というか、僕がハイペースなんじゃなくて、ただ単にシナリオが短いだけなんですけどね。サクサク進めてなかなか気分がいいですが、弱パンチのシナリオに少々飽きてきた感もありました。濃いHシーンがなかったらどうなっていたことやら。

まあ、濃いと言ってもけっきょくのところはあまり中身がないのかもしれませんが。それでも、けっこうコスプレシュチュエーションは楽しんでます。あと、人妻キャラとかけっこう好きですしねー

『人工少女2』のレビューは、正直書くかどうか迷ってます。書くことになると、B型以外の性格の女の子も作ってプレイしないといけないので……。なんの気なしにやってもいいんですが、ちょっと時間がないかも。とか言いつつ、ほぼ毎日ちょくちょくプレイしてます。けっきょく、どんなゲームでもやりこんでしまう自分が憎い。『永遠のアセリア』をやっていた時なんかは、けっきょく全員レベル99にしてしまったし……

ともあれ、この休みは見事にゲーム漬け。最後の夏休みも、ある程度ゲーム三昧でいけたらいいな、などと思ってます。

就職活動も本腰で始めないといけませんが(爆)

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
オタク&プレイ日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2006/07/09(日)03:17

志乃ルート終了!

『人妻コスプレ喫茶2』、志乃ルート終了しました。今のところプレイペースは順調ですが、終盤辺りのエロシーンの連続に若干飽きてきた感があります。

あと、この主人公、やたらと「♪」マークを連発するタイプの男で正直しんどい。そもそも気持ち悪いし。

……というのは言いすぎとして、エロい作品としてはかなりいい線いってます。次は、リサ&まゆルートを攻略予定。早ければ明日か明後日には終わるかも? なんだか、ノリにノッている自分がちょっとだけ怖いです……。

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
オタク&プレイ日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2006/07/09(日)01:17

夏姫ルート終了!

『人妻コスプレ喫茶2』、夏姫ルート終了です!

さてさて、中盤以降、一気にエロエロな感じでしたが、ゲーム自体はけっこう楽しめました。……特に、中身がないところとかね(爆)

なんつうかこう、シナリオなんてどうでもいいんです。ただ、人妻さんがエロけりゃそれでいいんです、みたいな感じ。むしろ、「売り」になる部分が前面に押し出されていて、それはそれでいさぎがいいのかも。

ただ、エンディングのもう一押しほしかった……というか、弱パンチ?

どうせなら、エンディングもエロエロでいってほしかったというのが本音でした。

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
オタク&プレイ日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2006/07/08(土)04:41

人妻コスプレ喫茶2を始めました

開始そうそう、ちょっとびっくりしています。というのもこのゲーム、僕はもうちょっとエロ要素の濃いゲームだと思っていたので……陵辱とはいかないまでも、最初からエロ全開……みたいな。

でも、プレイを始めてみるとそうでもないんですよね。「人妻らぶらぶエッチAVG」という売り文句を信じていなかった自分が情けない……「妹汁」とか「姉汁」とか、完全にその方向で考えていました。どうやら、「アトリエかぐやはエロいことしか考えていない」という色眼鏡で見ていたようで、まったく情けない限りです。

とは言ったものの、本作『人妻コスプレ喫茶2』、けっこうおもしろいです。なんとなく『Piaキャロ』シリーズに似てると思うのは僕だけでしょうか?(ん? 全然違うって?)

ともあれ、ゆるい感じがB級っぽくていい。っぽいというよりはそのまんまB級なのかなーと思いつつ、それが嬉しい誤算だったりもします。あと、コーヒーが大好きなので、そっち方面の話も何気に楽しめていたり(汗)

ゲーム内の季節も夏ということで、ちょっとテンションが高まっております。ま、クリックするだけの僕は、ヘッドホンが暑くて難儀してますが。夏だけはイヤホンにしようかなーとか考えつつ、音の質を下げたくないとも今日この頃。

……近いうちに『人工少女2』のレビューを書けたら書きます。というかあのゲーム、いったいなにを書けばいいんだ(爆)

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
オタク&プレイ日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2006/07/07(金)22:58

もしも明日が晴れならばのレビュー

-人の死について考えさせられました-

ヒロインが余命を宣告されて、主人公の心が死生観に揺れ動く。「命」をテーマとするゲームのテンプレートって、他にも色々あるだろうけど、だいたいが「生きていたものが死ぬ」ということに視点を置いたものなんじゃないかなーと思っていました。

が、この『もしも明日が晴れならば』は、そのテンプレートに似ているようで似ていない。

メインヒロインの野々崎明穂は、主人公とようやく恋人同士になれたというのに、その三日後には風邪を拗らせて肺炎で死んでしまいます……。それから幽霊として戻ってきた明穂を待っていたのは、魂がいつ消えてしまってもおかしくないという、ある意味「二度目の死」という結末だった……

僕は、他にヒロインが幽霊というゲームを知らないわけではありません。ただ、そういうゲームは、どうしてもドタバタコメディや萌え路線に走ってしまいがちで、死生観というテーマからは遠くかけ離れていると思っていました。

でも、このゲームは違う。どうしたら明穂が生き返られるのかだとか、明穂自身や主人公が幽霊の存在に開き直っているだとか、そういう視点があまりない。いつか終わってしまうと知っていながら、悲しく辛い思い出に変わってしまうかもしれない「今」を精一杯生きようとする。問題を先送りにしている、とも言えるかもしれません。でも、一度死んでしまった人と再び触れ合えるという奇跡に感謝するという、その誠実な思いがあるからこそ、主人公が「もしも明日が晴れならば」と言えるのかもしれません。

明日は雨かもしれない。だけど、もしも晴れだったら、一緒に遊びに行こう。これは、言い換えれば、明日には明穂は消えているかもしれない。でも、明日も明穂と一緒にいられるのなら、また幸せな一日を一緒に送ろう、というのと同じことだと思います。この切なさこそが、『もしも明日が晴れならば』の醍醐味なのではと僕は思います。

本当は、二人に約束されていた幸せな未来。赤い糸で結ばれていた二人。もしも明穂が生きていたら、一緒にいっぱいデートが出来て、もちろん二人でラブラブえっちも出来て、一緒の大学にも行けただろうし、結婚して子どもができて……という未来も、簡単に予測できるような二人の関係。そんな二人が、「死」によって引き裂かされしまう。

死生観というちょっと難しいテーマを、うまくキャラクターの感情や境遇にのせて表現することに成功している、シナリオの巧みさ。

良作というのは、テーマ性もさることながら、そのテーマをどう処理するのかで大きく評価が左右される、ということを実感出来た作品でした。


-すべてにおいて、明穂の存在が鍵?-

さて、上の文章は「明穂」に視点を置いて書かせてもらいましたが、このゲーム、実はそうなってもおかしくない理由があります。

それはもちろん、幽霊となって帰ってきた明穂の存在。Chapter1~6の構成となっている本作。その、1~5が共通パートとなっていて、6だけが個別パートになっているのですが、そのすべてにおいて、明穂が関わらないものはありません。

それもそのはず。主人公と明穂は最初から恋人同士だからです。それに加えて、残る三人のヒロインの内の二人は最初から主人公のことが好き。ともすれば、主人公と各ヒロインが好き合っていく過程というよりも、どうやって明穂という絶対的と言える存在から、主人公の想いを切り離すかが物語の鍵になってきます。

「切り離す」と書けばすごく冷たい印象になってしまいますが、はっきり言って、死んだ人、それも、いつか消えてしまう人との幸せな未来を思い描けるほど、この主人公は理想には生きていません。そこには、明確な「別れに対する覚悟」があります。

それでいて、明穂との別れに迷う。迷っていく過程で、「人を好きになる」という想いが少しずつ変化していきます。「明穂のことが一番」だった過去の自分から、「今は○○が一番好きなんだ」という未来への自分へと変わっていくのです。

実は、「今は○○が好きなんだ」というのが鍵。これも言葉だけ聞いてみれば冷たいことです。だけど、かつて明穂のことが大好きだった自分という事実は消えません。

そして、他のヒロインのことを好きになってしまった主人公は、ただ単純に、明穂のことよりも他のヒロインのことを好きになってしまっただけなのです。好き具合という言葉があるとするならば、過去も未来も、明穂に対する主人公の想いは変わらないでしょう。ただ、その想いを上回る大切ななにかが出来てしまった。それだけの話なのです。

「大好きだったよ」という別れの言葉があります。さらに言えば、二人の幸せな運命はもはや決定的でした。約束されていた、と言っても過言ではないのです。さらにさらに付け加えれば、明穂が死んでしまった原因をつくり出した元凶がヒロインのなかにいたりします。プレイヤー側からしてみれば、このヒロインさえいなければ二人は幸せになれたのに……という感情が込み上げてきます。

でも、それすらも乗り越えられる主人公と明穂の愛は、とてもすばらしいものでしょう。すばらしいものは、その上にさらなるすばらしいものを築くための礎になるものだと思います。二人の愛は永遠になり、その上に、永遠となりうるさらなる幸せ(この場合、他のヒロインとのハッピーエンド)が約束される。すべては明穂に始まって明穂に終わる。そう言っても過言ではないと思います。

ただ、、実は僕、けっこうこのシナリオには納得していません。それは、明穂が死ぬ元凶となったヒロインの存在があるからです。500年にも遡る主人公とこのヒロインの因縁は、実はこの『もしも明日が晴れならば』の根底にあるものです。であれば、もう少しこのヒロインの存在を際立たせて、明穂とともに物語の中核にしていけたらよかったのではないか……と思うわけです。

つまるところ、明穂明穂しすぎていた(どんな言葉だ)ところが唯一引っかかった部分なんですね。あんまりにもその存在が大きすぎて、明穂オンリーになりつつあった……そこが少し厳しいところでもありました。


システム S サウンド S グラフィック S シナリオ A 純愛 A 総評 S

これでS評価を出さなければどこにS評価を出すのだろう、というレベルのゲームでした。しかしまあ、少し書きたいこともあるので小言のようなものでも。

まずはシステム面。たった一つの欠点は、メッセージスキップが遅いこと。それでも、別に苦になるほどでもなかったですし、総合的に見てS評価が妥当かなと思いました。

サウンドは申し分なし。ヴォーカルソングの使いどころもうまくて、思わずグッとくるシーンもちらほら。

グラフィックには文句などありません。Hシーンも適度にエロく、通常イベントCGとのバランスも取れていたと思います。

シナリオに関しては、感動できたし日常パートもよく練られていたと思うのですが、いまいちパンチが効いていなかったな、と。エンディングよりもその過程のほうが感動できたということが大きいかもしれません。特に、明穂以外のルートで明穂が成仏するシーンがあまりにも感動的だった、という印象が強すぎたのかもしれません。

純愛ものとしてはかなりよく出来たものでありつつ、コメディ要素、日常のゆるやかな幸せ、別れへと向う悲壮、死という絶対的運命といった、さまざまな要素をうまく消化し昇華させた良作だと思います。少し褒め過ぎだとは自分でも思います。ただし、キーボードを叩くペースに迷いがないので、これはこれで素直に書けているのだとすると、本音を書けて嬉しい限りでもあります。

一年、二年後にもう一度プレイしてもいい。そう思える作品でした。

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
レビュー | コメント(0) | トラックバック(0)2006/07/05(水)01:24

白濁くださいのレビュー

-カワイイ絵柄だからこそ-

陵辱ゲームの絵柄のイメージとなると、どうしても濃い目の絵柄や、頭身を守った絵を連想しがち。もちろん、萌えゲーではないのでそれも当たり前なのかもしれません。でも、『白濁ください』は、どちらかというと萌え路線の絵柄だと思います。『モエかん』っぽい(モエかんも萌えゲーとはちょっと違うけど)。少なくとも僕はそう感じました。もしかしたら塗りが似てるのかな? とにかく、絵の持つ雰囲気がそっくりなわけです。……ちなみに、『白濁ください』と書いて『してください』と読むので悪しからず。

さて、本作は典型的な陵辱ゲーム。行方不明になったクラスメイトが残していったノート。そこに書かれているマンガを読むと、自らの欲望をマンガの世界で擬似的に体験できる、というのが大雑把なあらすじ。クラスメイト全員から輪姦されたり、全校集会で脱糞したり、MRIで性交中の断面図を見てみたり(登場したカメラはなんか根本的に形状が違う気がしたけど)、とにかく、マンガのなかだから主人公は好き放題に女の子を弄びます。

よって、エロ以外のシナリオはほとんど存在しません。とにかく、エロいことこの上ない。それでいて、萌えな絵柄の女の子を好き放題できるわけです。新感覚とまでは言いませんが、ある程度の新鮮さは味わえました。濃い絵に濃いエロではなく、萌えな絵に濃いエロというミスマッチ感がプレイヤーの興奮を誘うようになっています。征服感というか、支配欲というか、陵辱ものとして、この二点にピントを絞り込んだ作りだったような気がしました。

ま、つもるところ、キワードは「白濁」なわけで。「萌えキャラ」と「白濁」というギャップがゲームのエッセンスとなっていた感がありました。しかも、エッセンスになっていただけで、まだ他にもエッセンスが
盛りだくさん。一点張りではなく、二芸も三芸もある。そういう意味で、かなり好印象のゲームだったと思います。


-広域許容範囲-

貧乳、巨乳、そして普通サイズ。クラスメイト、先輩、後輩、教師。または、ロリとかツンデレとかドジっ娘とか。ま、これくらいの許容範囲はどのゲームも標準でカバーしているようなものだと思います。当然、陵辱系ゲームだと、SM、輪姦、露出、スカトロなどが先ほどの要素に追加されてくるわけですが……

今作のいいところは、そのどれもおろそかにせず、うまく全体をまとめられているところでしょうか。萌え要素を忘れず、鬼畜の限りを尽くす。キャラの個性をきっちり描いた上で、輪姦、露出シーンの羞恥心を表現する。詰め込んだ要素をすべて満足に消化するというのは、出来そうでなかなか出来ないことだと思います。

輪姦シーン一つにしても、ただ女の子が回されて泣き叫んでいるだけじゃおもしろくない。もちろん、輪姦されるからには女の子の羞恥心や堕ちていく過程なんかも重要になってきます。そこでどれだけプレイヤーを興奮させることができるか。

そこで注目なのが、輪姦シーンに突入すると主人公が去ってしまうというところ。自分は犯すだけ犯したから、あとは群がるギャラリーにお裾分けという鬼畜ぶり。好き勝手に弄んで壊しちゃってください、と。だから、主人公が去っていったあとの輪姦シーンはシナリオでは描かれません。基本的に主人公の視点で物語は進行していくので、主人公がいなくなるとHシーンも終了。去り際の主人公の背中に、女の子の悲鳴が聞こえるだけです。だからこそ、想像が掻き立てられる。プレイヤーは、女の子が大勢の男に犯されているシーンを頭のなかで補完しようとします。見えそうで見えない、この感覚が今作一番のエロスだったんじゃないかなと思います。

特に、完全な暗闇で大勢の男にまわされるシーンがよかった。CGもないし、暗闇で女の子がなにをされているのかは、男どもや女の子の声の端々から想像するしかない。想像するしかない上に、声からは具体的な情報がほとんど得られないから余計に「なにをされているんだろう?」と想像を掻き立てられてしまいます。


システム D サウンド D グラフィック A シナリオ B エロ S 総評 C

まず、システム面。これについては快適であったとは言い難いものがありました。特にバックログの使い勝手がよくない。いろいろボタンがついているのですが、いまいち使い方がわからない、または使う必要がないものが多すぎたように思います。

サウンドは、まあ、力を入れていないのが丸分かりの出来でした。出来としては普通なんですけど、点数に換算するとC評価は厳しいかなっていうのが正直な感想です。

グラフィックに関しては、これで萌えゲーやってもいいんじゃない? というレベルでした。ときどき体のバランスが悪いCGがあったりするのはご愛嬌です。とにかく無駄にカワイイ。あと、服が体に密着しているのがエロイ。そういう意味では、うろたん氏にも近いものを感じたり。あの人の絵はカワイイしエロイですからね~。

シナリオは、B評価ですが、はっきり言って中身はありません。まさに皆無と言ってもいいくらい。シナリオの整合性を欠いたような場面もちらほら。しかも、けっきょくノートの正体は説明されない。ま、エロければノートの正体なんてどうでもいいっていう言い分も理解できるゲームではありましたけど。

エロは文句なくS。とにかくエロイ。ゲーム自体は短いのですが、とにかくシュチュエーションに凝っているところがよかったと思います。あと、犬の散歩だと、散歩させて、おしっこさせて終わり、とか。ゆで卵を産ませるだと、本当にゆで卵を生ませるだけで終わり、とか。とにかく、主人公のマニアックぶり、こだわりぶりがよく表されていたと思います。本番までいかないところが、かえって変態チックなんですよ。

陵辱ゲームではありましたが、ある程度対象ユーザーの広いゲームだと思いました。エロシナリオに関してもかなりよく出来ていましたし、やって後悔するようなゲームではないと思いますが、けっきょくは抜きゲーなので、シナリオ重視の方には不向きかもしれません。ですが、気分転換でプレイするのであれば、はずれくじにはならないと思うのでオススメです。

ま、僕の場合は絵買いだったんですけどね。それだけに、なかなか嬉しい誤算でした。

個人的の驚愕だったのが、最後の最後まで主人公の名前がわからなかったこと。メッセージウィンドウには、ただ「主人公」とだけあります。これにはとんでもなく驚かされました。

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
レビュー | コメント(0) | トラックバック(0)2006/07/05(水)01:13

もしらば終了!

『もしも明日が晴れならば』プレイ終了しました!

いやー思えば今回は相当長かった……これからは就職活動そっちのけで、ちょっとプレイペースを上げていきたいと思います(オイ)

まあ、就職しちゃうとゲームなんてろくにできなくなるだろうしねー。幸せは今のうちに……

レビューに関しては今日中に書いてしまって、遅くても日付が変わる頃にはなんとかしたいと思っています。つまり、水曜日の深夜にアップになるかもってことですね。予定では日曜日にはアップできてるはずだったのに……

それはそうと、レビューではなく軽い感想でもひとつ。
そもそも、こういう純愛ゲーが大好きな僕にとっては、完成度がどう転んだって「おもしろい」以外の感想があるわけでもなく……

ただ、その「おもしろい」にも、ランクがあるわけで。そういう意味ではこのゲーム、確実に良作でしょう。探せば(というより嫌でも気づく)粗もあります。ありますが、良作である以上、レビューでも褒めておかないと、とは考えています。その上で、気になった問題点についてしっかり言及できたらいいなーと。

それでも、あえて言っておくことがあるとするならば、すべてのシナリオにおいて明穂の存在が絶対的な根底になっている部分です。それでいて、千早ルートから見た、『もしも明日が晴れならば』というゲームにおける千早の存在の重要性。タイトル通りに考えると、どうやら千早シナリオありきのゲームのようです。その要素をうまく明穂ルートなどにも絡ませていけたらもっといい作品になっていたのではないか……と思うわけですが、ネタバレになってしまうので詳しくは書けません。

さて、いつも悩むことですが、レビューを書くにあたって、どこまでネタバレをよしとするのか。その線引きが実は非常に困るところです。途中のエピソードくらいならまったく問題なく書けたりするのですが、物語のキーポイントやエンディングのことになったりすると、なかなか風呂敷を開け放して書けない自分がいます。

そもそも、レビューと感想文の線引きもなかなか付けづらいところがあります。主観に走りたがる想いを抑えて書くレビュー。できるだけ客観に重点を置こうと考えているのですが、過去のレビューを読み直してみると、それもなかなかうまく出来ていないようです。

むしろ、主観のないレビューはこの世に存在なんてしないわけですが、あまりに主観過ぎるとついつい「萌えー」と連呼してしまいそうで……

客観のなかに、どれだけ主観のエピソードを文章のエッセンスとして加えられるか。そのあたりが、これからの課題になりそうです。

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
オタク&プレイ日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2006/07/04(火)03:53

My,人工少女とソフマップの中古商品

昨日、ソフマップに中古ソフトを見に行ってきました。すると、『みらろま』というゲームが中古で2,480円で売られていて……

いえ、まあ別に『みらろま』を引き合いに出さなくてもよかったんですけどね。ただ、これが見て回っているなかで一番ほしくなっただけです。

それで、なにが言いたいのかというと、ズバリ安さ。ちなみに、OHPでは税込みで9,240円とありました……。まあ、新作でもパソゲーを原価で買うことはほとんどないと言っていい時代ですから、別に安いことに驚愕していてもしょうがないんだけど、それでも中古ソフトっていいなーとつくづく思ってしまいます。加えて、僕が「ほしいなー」と思うゲームは大体が中古で激安販売されてる(汗)

んで、なんで今さら中古ソフトの値段のお話になるのかというと、その日は中古パソコンの下見に行ってきたからです(中古繋がりの話題でした)。

パソ業界って時代の移り変わりが早いから、当然値引き競争も凄まじい……それが中古のことなら直のこと。正直、10万円ぽっきりで買えるノートパソコンでも充分にほしいと思えるものばかりなのに、それでも中古は中古。欲を言えば新品がほしいけれど、そうも言ってられないしねー。財政難です。困窮です。

さて、『もしらば』はいい感じに進んでます。レビューは明日書けたら明日。書けなかったら火曜日になるかと。

ちなみに、
みさき

これが、僕の人工少女、「みさき」です。ファッションテーマはやたらと露出度の高い女性ファイターでした。

……ああ、もうこのゲーム、完全に飽きたけどね(爆)

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
オタク&プレイ日記 | コメント(2) | トラックバック(0)2006/07/02(日)18:25

もしらばってます

珠美ルートをクリアしました。あとは千早と明穂だけ……というか、これでやっと半分消化しました。この調子で行くと日曜日には終わると思うので、レビューは月曜日になるかもしれません。

それはさておき、『もしも明日が晴れならば』が終わったら、ちょっとばかり「犯りゲー週間」なるものに突入してみたいと思います。

というわけで、プレイするゲームは、『人妻コスプレ喫茶2』と『聖奴隷学園』で決定!

実は、この手のゲーム、短く終わる手ごろな作品はプレイしたことがあるのに、いわゆる大作(力作?)はほとんどプレイしたことがないって、最近気づきました。

まあ、内容は単純にエロなわけですし、この前の日記にも書いた通り、異常なシュチュエーションにこだわっているゲームをプレイしてみたいと思っていたので、いい機会だとも思っています。

そのかわり、この2本が終わったらまた路線を戻して行きたいな、と。プレイしてみたいけど、ずっと手が出なかったゲームもたくさんあることですし……

『夏空少女』とか『Piaキャロットへようこそ!!G.O.』とか『あると』とか『がくと!』とか『ToHeart2 XRATED』とか『秋色謳華』とか……

『秋色謳華』って確か通販限定だった気がするんだけど、中古で売ってるのかな……

数え上げるとキリがない上に、お金もない……。加えて、これからどんどん新作も増えていく……。どれもこれもしたいけれど、時間もない。まったく、オタクというのは辛いものですねー(涙)

ちなみに、『人工少女2』はけっこう順調です。順調に飽きはじめてきました。

シナリオがなく、3DキャラクターをMAP移動させて、女の子と遊ぶだけ。ゲーム自体に、なにか目的(というか絶対にしなければならないこと)があればいいんですが……。なにもしなかったら時間が経っていくだけのゲームってすごく不毛です。あらためて、テキストの大切さを思い知らされた感がありました。

つまり、エロ以外のことがしたいのに、それ以外の要素がない。これは想像を遥かに超えて辛い。コスチュームの種類が豊富だからってなんなんだ! せめて、話かけたら会話が楽しめる、くらいの機能がほしかった……

まあ、一応は古いゲームなのでそこまで高望みはできませんが。次の更新あたり、画面キャプでつくったキャラでも晒してみたいと思います。

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
オタク&プレイ日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2006/07/01(土)03:01

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プロフィール

REN-KANESHIRO

Author:REN-KANESHIRO
B級大好き、ついでに良作大好きな普通のエロゲーマー。プレイペースは遅し。まったりゲーマーやってます。

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……実は超不定期更新? いっそ、TYPE-MOONファンサイトにしたほうがコンテンツは充実しそうな予感。まあ、そんな暴挙に出るつもりはさらさらありませんが。それこそ、某研究室と性質がかぶってしまって存在意義がないですし。
ともあれ、『プリズム・アーク』が発売! ……でも金がない(涙)宝くじの神様よ、降臨したまえー。


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