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もしらば、chapter2終了

二日前の日記に書いた敗血症云々の話が、見事に解決!

なんか、こっちの文句やら批判やらツッコミやらが一気に覆されて、悲しい反面、プレイしていてすごく爽快です。推理もので、トリックが破られた時に一気に局面が裏返る時のあの痛快感みたいな。

明穂の死の理由については、ゲームらしいというか、創作らしい解決法で説明されているようですが、話がよく出来ていて文句なんてありません。っていうか、ファンタジーっていう領域と、リアリティーっていう領域をうまく行き来していて、プレイしていてゲームにすごく打ち解けられます。エロゲーによくある「なんじゃ、そのへんてこな理由は!?」っていうのがないので。

以前、「現実路線でも幻想路線でも、その両方でトリックが説明されていると、説得力と同時にシナリオの綻びがなくなる」と友人に言われたのですが、『もしらば』に関してはまさにそれ。「敗血症」と「×××××(ネタバレ)」っていう二つの視点から明穂の死の理由が説明されていてよかった。ああー、ネタバレになるから詳しいことが書けなくて残念。

ま、これはプレイ日記なので、そのへんのことはレビューで書ければいいかなと思ってますが。

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テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
オタク&プレイ日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2006/04/21(金)17:41

もしらば、chapter1終了

前の日記で敗血症だのなんだのって散々に文句垂れていましたが、そんなのなんかどうでもよくなってしまいました。

幽霊萌え。明穂の魅力は幽霊になってこそです。

とにかく話の展開がうまいなって思いました。ヒロインが幽霊になって帰ってくるっていうお話なんで、まあ非現実的コメディみたいなものを想像していたんですが、すごくいい意味で期待を裏切られた感があります。

幽霊になった明穂のことが見えるのは主人公だけで、友人一同は見えないし存在すらも知らない。そんで、みんな会話の端々で明穂の思い出を語るわけです。僕としては、「ああ、明穂は生きてた時も死んでた時も愛されてたんだな」って、すごく胸に響いてくるところがよかった。

日常会話のテンポ、シナリオライターの言葉の選び方、声優の表現力、どれを取っても秀逸の一言。コメディチックな会話も、爆笑ではなく微笑ましくなってしまうようなものがほとんどで、かなりいい味出してます。プレイしてる側からしてみると、キャラクターの動きを画面越しに見守りながらゲームができるっていうか……とにかく、安心して、しかもリラックスしてできるゲームですね。この匙加減は、さすがプロの仕事ってところです。

この前の日記で『Dear My Friend』と似てる、みたいな話をしましたが、よく思い返してみると、僕はあのゲーム、相当にリスペクトしてたな、と。んで、今作『もしも明日が晴れならば』のこの出来具合。まだ最初の方なので、むしろ評価が分かれるのはこれからなんだろうけど、それすらも楽しみです。ひさしぶりに自力プレイをしてるくらいですからねー。とにかく、このスタッフ陣は、ある程度現実の世界(まあ、理想的な日常って言った方がいいのかもしれませんが)に視点を置いて、その中で物語やらキャラクターを動かしているように思います。それでいて、その世界のなかにさりげなく萌え的な要素やら会話を組み込んでいってるのではないでしょうか? 僕はそう感じるんですが……その辺の綻びのなさには感服します。

……ところで、珠美の京都訛りの話し方はなんとかならないんでしょうか? まあ、この業界で関西弁とか京都弁とかって、とてつもなく誇張表現されてしまう傾向なんですけど……関西圏に住んでいる僕としては、相当にしんどいヒロインかもしれません。声優さんがうますぎるから、余計に気になっちゃうというか……

っていうか、ここでまたツッコミを入れておくと、このゲームの舞台って京都なのかな? 珠美って地元の神社の巫女らしいし、この街が京都じゃなかったら、このコテコテの京都弁はいったいどこで覚えてきたんだろうって思うわけで。幼少の頃は京都に住んでたとか、実は京都府内かその近辺にこの街があるのか……

どちらにしろ、珠美ルートに入ったらその謎が明らかになることを願っています。

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
オタク&プレイ日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2006/04/20(木)18:04

もしも明日が晴れならば

次は『もしも明日が晴れならば』をプレイします。っていうか、もう開始してるんですが。

とりあえず、第一印象は最悪? 『Dear My Friend』のテンプレートをなぞっている感があります。そりゃまあ、スタッフが一緒なんだから仕方ないのかもしれないけど……
冒頭でヒロインが主人公の家に引っ越してくるところなんかそのままじゃない、と言いたいわけで。

ただ、いきなりヒロインが死んじゃうところはかなり背筋にきました。泣きはしませんでしたが、このまま最後までいってくれるとかなり好評価の泣きゲーになりそうです。製作者側の意図に嵌まっていける(ここで一つ、山場を入れておこう)という意味では、描写もエフェクトも申し分なし。

ただ、ヒロインが死んじゃうのはいいんですが、敗血症で死ぬもんかなと思ってみたり。ヒロインは健康優良児なわけで、いくら肺炎にかかったとは言っても、そこは健全な高校生。頭脳明晰で運動神経抜群の女の子ってテキストでも書いてあったし、そんな子が敗血症になるのかな? っていう素朴な疑問です。もともと敗血症って、体力、免疫力が低下してる状態に病原菌が体中に蔓延して死んじゃうっていう症状。

気になって医療サイトで調べてみたら、肺炎の時なんかは特になりやすいって確かに書いてあったんだけど、それでも「?」ってな感じです。たぶん、もの凄く手ごわい肺炎だったんでしょう(笑)

……いやまあ、この症状になっちゃったら、どんなに健康な人でも命の危険に冒されるっていうのは分かるんですけどね。死因としては充分過ぎる。だけど、そこに至るまでの過程がねぇ……見るからに病気一つしなさそうだったし。……むしろ、なる時はなっちゃうっていうことなのかな? そういう理不尽さを醸し出したかったとか。っていうかきっとそうなんだろうけど、なんか納得できないところです。

エロゲーにおける一つの法則。「細かいところは深く考えすぎるな」を適応しきれなくて疑問の渦に引き込まれちゃったってな感じです。

たとえば、「保健の先生」はいたけど「保健」なんていない、とか。

主人公があんまり裕福じゃなくても、自室はそれなりに広くて物がいろいろあったりとか。

「自由な校風」が売りでも「萌え」のためには制服着用必須とか。

SRPGの女「戦士」が軽装過ぎて「踊り子」に見えるとか。それでよく戦士やってこれたな、と。

んで、オタクの法則が「無駄だと分かっていてもツッコミたくなる」という衝動。
なにかと主張したくなるんですよね……

これも悲しき性なのか……

あと、レビュー一覧を更新してみました。評価基準の変更と、これまでプレイしたことのあるゲームの一覧を追加しています。レビューは書いたけどお蔵入りみたいなものもあるので、機会があればUPできたらなって思ってます。『Air』のレビューとか、もう何年前に書いたんだろ。読むと自爆しそうなくらい、今よりもさらにひどいだろうな……

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
オタク&プレイ日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2006/04/19(水)16:49

Soul Linkのレビュー

-問題アリ。されど燃える、この魅力-

--アリエスのすべてのモジュールに響き渡った、エマージェンシーコール。
聞く者の心胆を寒からしめるその低音の響きはしかし……
これから訪れる恐るべき事態の〝幕開け〟に過ぎなかったのである。
(OPより引用)

さて、OPから言葉を拝借してきました。生と死との狭間の緊迫感。迫り来るテロリストを撃退していく数々の防衛戦。そして、その中で芽生えていく恋と友情物語。

はい、つまりですね、結果だけ言っちゃうと、かなり燃えます。それこそ燃え燃えです。

が、やっぱり褒めてばかりのレビューでは芸がない。そして、この世に完璧な作品なんてものは存在しない。このゲームもその例外に漏れずと言ったところでしょうか。

まず、サウンド。緊迫感のあるBGMに関して言えば文句など言えるはずもないのですが、普段のステーション内での待機中の音楽があまりにも明るすぎる。ある作戦をきっかけにテロリストが攻め込みにくくなってしまうとは言え、この究極の緊張空間の中でこの明るさはありえないほどのほのぼの具合。

まあ、そこは逆さにしてもエロゲーなわけですから仕方がないわけで、鬱ゲーじゃないんだからそこまでこだわるなよと自分に言ってやりたいわけですが、いかんせん僕としてはキツかった部分でした。

次は、特殊なシナリオの構成方法。このゲーム。実は主人公が二人いるんですよ。これにもやはり長所短所があるわけです。どういうことかと言うとこのゲーム、PrologueとChapter1~3によって構成されていて、Chapter1が兄の相沢秀平の視点から語られ、Chapter2が弟の相沢涼太の視点より語られるというシステムになっているんですが……

実はChapter1はとてもに成功していると思うんです。秀平視点で語られる場合は、ヒロインがたったの一人だけ。周りにはサブヒロインがたくさんいるのですが、ちゃんと攻略できるのはメインヒロインただ一人なのです。つまり、この主人公の、男としての一途さと、ヒロインの女としての一途さがとてもうまく描けているんです。途中で分岐してしまって、それまでの別のヒロインとの交流があやふやになってしまう、なんてことが一切ないわけです。そこにあるのは本物の愛であり、そして、愛し合うということであり、仲間との友情なのです。

それに変わって涼太ルートは、ヒロインの選択幅が一気に増えてしまう。しかも、Chapter2はChapter1の続きから始まるので、すでにゲーム内での時間もかなり経過してしまっている。そんな中、ほとんど物語りも終盤辺りで、三人のヒロインを巡る選択劇が始まるわけです。

秀平の方は、路線が一つであったがゆえに、ヒロイン奈緒との心の交流が長くゆっくりと語られていたのに、涼太の方では、あまりにも急ピッチな展開で、二人の関係がどう発展していくのかがあまり語られずにゴールインじみたイベントが起きてエンディングへと向かってしまう。これでは、ちょっと寂しすぎるんです。

Chapter3も、まるでとってつけた感じが否めない虚しさ。ただ、物語上そうなってしまうことは仕方がないことなのですが、それにしても、後日談みたいなものはもっと綺麗に書くべきです。これでは、昔話でよくある『~は末永く幸せに暮らしました』と何にも変わりはしません。

でも、物語の解答を提示するという意味では充分に役にたっていることは間違いなし。とってつけたと言っても、おもしろいことには変わりはないし、おもしろければそれだけでいいのかもしれません(かなり強引ですが)。山場を見せる段階でパンチ力不足はあるものの、それらを差し引いても充分な良作です。



-鈴平ヒロ効果? 絵任せのキャラ描写-

さて、『鈴平ヒロ氏』と言えば、言わずとしれた超売れっ子絵師さんです。とにかくうまい。うますぎる。鈴平氏の相方は相方で独特のファン層を持っていますが。

が、このゲームの場合、うまいだけではすまなかった。なんと、絵そのものがキャラの個性となってしまっているんです。

どういうことかと言うと、普通は文章でもって語られずはずのキャラクター性が、キャラクターそのもので語られているんですね。

よし、それはいい。むしろ、絵というものは本質的にそういう要素を含んでいるものです。が、ここで問題なのは、キャラクターが文章で表現されていないというところにあるんです。

状況が移行していく描写。今現在、誰がどこで何をしているのかの現状報告的な描写。それらは非常に優秀なんです。というよりも、説明調(解剖学的)が少し強くて戸惑うほどです。キャラはしゃべるし動くし、もちろんいろんなイベントを起こすんだけど、それだけ。文章によるキャラ特性の引き出しがあまりにもおざなり。絵任せがキラリと光っているわけです。神の視点が勝ちすぎた感がありました。せっかくの戦闘シーンの緊迫感や恐怖が、キャラクターからほとんど感じられないのです。

ここでさらに(もう一つさらに)タチが悪いのが、鈴平氏の大ファンである僕にとっては、キャラの描写がなくても充分楽しめてしまうほどに、絵がうますぎるという点。一際輝くものというのは、それだけで周りのものさえもよく見せてしまうもの。

そこが、このゲームのもっとも怖ろしいところでしょうか。



システム A サウンド B グラフィック S シナリオ A 総評 A

と、貶すだけ貶しておいて総評はAです。グラフィックに関しては、文句の付け所もないS評価。色々なマイナスイメージを払拭しきってしまうプラスイメージ。燃えて、萌えるという、同時においしいシナリオ。文では語られずとも滲み出してくる(???)キャラクターのよさ。すべてが幸せにならないという、非常に現実的な解答を提示してくれるエンディング。

システムは可もなく不可もなく。サウンドは……前述した通り、時々ほんわかムードなのが気になりました。

そしてなにより、あれだけ前述で貶してしまったあとでは、もうその倍以上に褒めるしか道がないというベストパフォーマンス。

個人的にOPの美麗さには圧巻の一言。プレイ意欲を欠きたてられずにはいられない、OPの導入ポイント。僕がここまで褒める(自称ほど怖いものはない)作品はそうはありません。これは本当に自称なのでなんの根拠にもならんのですが、僕個人は本当に楽しめました。

また、スタッフロールのスペシャルサンクスに一人呆で然できたのもよかった。いったいぜんたい、『Navel』はどれだけ人脈豊富なんだと……どこからそんなに大物絵師ばかりを集めてきたのだと。これも鈴平パワーと言われれば納得の一言ですが。

追記:ユウ萌え。

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
レビュー | コメント(0) | トラックバック(0)2006/04/18(火)17:50

ホワイトブレスのレビュー

-過剰宣伝が仇に? シナリオとのギャップ-

茜坂学園(あかねざかがくえん)に通う2年生、相模 司。
サッカー部のフォワードでもある。
クラスメートでケンカ友達の「未緒」、サッカー部のマネージャーで後輩の「ののか」、仲良しグループの「美乃」、そして悪友の「刹那」。
学園にはかけがえのない友人と後輩がいて、家には従姉の「凪沙」。
みんなに囲まれた楽しい生活。
いつまでもこの生活が続けばいいと思いかけた頃、事件が起きる。
主人公が幼少の頃にわずらった病気が再発。
このままでは、卒業まで命が持たないかもしれないとの診断を受ける。
しかし、自分を大切な友人たちを放りだして、この生活を終わらせるわけにはいかない。せめて、ヒロイン達の問題が解決出来るまではと、病気のことを隠し続ける。
そしてヒロインとの想いを紡ぐとき、無常にもタイムリミットがやってくる。(OHPから抜粋)

プレイする前に公式の紹介文を読んだ段階ではかなりまともだなと思ったんですけど、みなさんはどう感じるでしょう? 『With You ~みつめていたい~』の橋本タカシ&草薙こうたろうコンビでこのシナリオならば、古き良き時代のエロゲーを連想される方々も多いのではないかと思います。……いえ、むしろその方向ではとてつもなく「らしい」ものに仕上がっているんですよ、これが。FC02の呪縛のようなものも感じられはするものの、大健闘であることには変わりない出来でした。

何気ない日常というもののすばらしさ。セピア調のCGからは冬という季節のせつなさと、淡く過ぎゆく日々のなごり。まさに、「大切なものはいつもそこにあるんだよ」と訴えかけてくる、独特だけど胸にストンと落ちてくるシナリオ。なるほど、「みんなに囲まれた楽しい生活」という売り文句について言えば、このコンビが魅せてくれると期待していた値に充分達していたと思います。喫茶店だとか夕暮れ時とかいうロケーションをうまく生かしきるという意味では、このコンビは「センチメンタルとノスタルジックの魔術師」と言っても過言ではないかもしれません(大改造劇的ビフォーアフター風)。

ただし、OHPの公式紹介文の後半は「嘘」だ。これは間違いない。命のタイムリミットが近づきつつも、ヒロインのために身を削って頑張ろうとする主人公。そして、想いが通じ合った時、主人公は深い眠りに落ちることになる……。もしもこのシナリオを充分に生かしきれていたら、このゲームは確実に良作の頂点の域に達する出来栄えになっていたのではないかと思うわけです。

つまり、ダメ。いやもう、きっぱりとダメ。主人公が病気のことで苦しむ描写が少なすぎる。これじゃあもう、不慮の事故で突然に意識不明の重態に陥るようなもの。この物語はそれではいけないんです。ヒロインの抱える問題を真っ直ぐと受け止めつつも、自分の体を蝕んでいく病魔と戦いながら、なんとか日常のなかに溶け込んでいこうとする主人公の苦悩。その苦悩とヒロインの想いや問題がうまくシンクロした時、物語は爆発的な感動を呼ぶ。それが、この物語が目指していた場所なのではないのか?

日常を侵食していく病魔の「ジワジワ」感。この「ジワジワ」こそが、病魔というものを字の如き「病の悪魔」に仕立て上げるわけです。この悪魔は圧倒的で、しかも容赦なく主人公とヒロインを引き裂いてしまう。「なんで!? どうしてよ!?」という、どうすることもできない、行き場すらない悲壮なヒロインの感情が、この物語には相応しいと思うわけで。せっかくの設定を生かしきれていない感がありました。

つまり、描写不足。しかも、決定的な部分の描写不足なのでした。


-なんで日常パートがないの?-

日常パートがないっていうのは、陵辱系のゲームにはよくあることだと思います。でも、これって純愛ゲームなんですよね。「なんで?」って感じです。本作は、一日の始まりに行動選択パートがあって、そこで朝、昼、夕の行動を決定するシステムなわけなのですが、ここでゲーム性のおかしさが露呈しているなーと。

つまり、目当てのヒロイン(ここでは未緒としておきましょう)と夕方にしか出会えないとします。当然、未緒をクリアしたいわけですから、未緒を選択して、行動選択パートを終了。すると一日が始まるというわけですが……。日常パートがいきなり夕方から始まったりするんですよね。その日の学園生活だとか、そういうものは一切なし。結果、プレイ時間が初回でも三時間。二回目以降は一時間半から二時間くらいで終わってしまうという現象に陥るわけで。

上で前述しましたが、こんなプレイ時間では設定が生かしきれるわけがありません。なにより、日常を大切にしている主人公だからこそ、一日というものをもっと丁寧に書いていかなければならないのではないか? と思うわけで。それでも日常というものを描くことに成功しているという意味では、草薙氏の実力を見せつけられた感もありましたが、どうせならすべてを書ききった結果の実力を見せてほしかった。

もしかしたら、このゲーム、目当てのヒロインだけを集中攻撃するのではなく、なにがなんでも一日の予定を詰め込んでプレイすると、うまく機能するのかもしれません。でも、それをやっちゃうと、二回目以降のプレイでシナリオがどうしてもダブル。っていうか、ダブリまくる。それはまずいんじゃないかーと思うのですがどうでしょう?

つまり、行動選択はあってもいいから、それを補う日常がほしかったというわけ。というよりも、行動選択という機能のおかげで、これもまた設定がうまく生かしきれていなかった感がありました。


システム A サウンド A グラフィック S シナリオ C OPMOVIE S 総評 B

では、システムからいきます。可もなく不可もなく。ただ、バックログの保管数が少ないことと、マウスホイールが使えないというのが痛い。あと、タイトル画面に戻る方法がいまいち分かりにくいっていうのも変だなと思いました。ただ、CG鑑賞画面と音楽鑑賞画面が合体しているので、好きなCGをそれにぴったりなBGMと一緒に鑑賞できるという技がよかったです。これがかなり好印象だったので評価はAということで。あと、セリフと立ち絵の口の動きがちゃんと合っていたり、外では白い吐息が見えたりと、細かなところも秀逸。

サウンドもA評価。理由は、システムで書いたのと同じように、本編だけで活用するのではなく、鑑賞でも役立ったからです。CGが美麗で落ちついた雰囲気のものが多かったので、これだけでかなり楽しめました。OP曲、シナリオ中のBGM、ともにかなりの出来でした。個人的には、やっぱりOPの『遠い背中』がよかったです。

グラフィックに関しては、もうなにも責めることはありません。ゲームの雰囲気にぴったりの、懐かしい雰囲気漂う最高の出来でした。

シナリオは前述の通り。雰囲気と内容を50と50割るとなると、雰囲気のほうは間違いなくパーフェクトだったんですけどね。それだけに、やはりおしい。……たとえC評価だとしても、なぜかおもしろかったと思えてしまうところが、もしかしたら橋本タカシ&草薙こうたろうコンビの実力なのかもしれません。いつか、このコンビの全力投球と見たいものです。

OPMOVIEという項目があるのは、このムービーを見ていると、プレイ中の記憶がまざまざと蘇ってくるから。そういう意味で、とてつもなくゲーム性をよく捉えたムービー。何度も見返したくなるんですよ。むしろ、このOPの通りにシナリオが進んでいたら、まず間違いなく良作になっていたはず。

では、総評を。

おしい。それに尽きた作品でした。もうプレイしたくないのではなく、なにかしら期待を持たせてくれる「おしい」だったと思います。アフターストーリーがあったら絶対にプレイしたくなるみたいな。そういう余韻のあるゲームでした。
実力不足なのではない。努力不足なのだ。
そういうセリフが頭のなかに浮かびます。この二人のコンビが再び復活する時が来れば、僕は必ずまたプレイするでしょう。そう思えるという意味では、とてもおもしろかったと言える作品でした。

っていうか、個人的にツボ。プレイ中、残ったヒロインが未緒だけになった時、「彼女をクリアしたらゲームが終わってしまうではないか」と、なんだか寂しい気持ちになれたゲームでした。歩サイコー、これ、必然。

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
レビュー | コメント(1) | トラックバック(0)2006/04/18(火)17:36

ちまちまやっとります

『ホワイトブレス』はやっと三人目の美乃を攻略。あとは、歩と未緒だけ。たぶん、明日か明後日にはレビューをアップできるはず。

……それにしても、新作をレビューしないサイトって実はあんまりないんじゃないだろうか。というわけで、そろそろなにか新しいゲームでもしたいところ。プリズムアークがはやく発売されればいいんですが……

アニメ化記念ってことで、今回は『Soul Link』も同時進行でプレイ中。
ま、今まで通りテキトーにゲームはやっていきます。あんまりがんばりすぎると、睡眠時間が死ぬのでね……

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
オタク&プレイ日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2006/04/17(月)19:44

ののかクリア!

えー、『ホワイトブレス』のほうは、ののかルートをクリアしました。まあ、可もなく不可もなくといった感じです。

ただ、こういうゲームの、目的地選択って絶対にいらないと思う。
だって、攻略しようと思ったら、特定の女の子のところしか行かないわけだし……。
そのへんのところ、どうなんでしょうね~?

今回は、それ、だけ、です、完。

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
オタク&プレイ日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2006/04/07(金)19:29

ホワイトブレスをプレイ開始

『hollow』も終わったので、次は『ホワイトブレス』やります! とか言いつつ、『夏の灯火』のレビューをほったらかしています。っていうか、ちょっとくらい再プレイしないとメモだけじゃ雰囲気が思い出せない(汗)

とまあ、それはさておき。『ホワイトブレス』のほうは、『With you ~みつめていたい~』を借りてた友達からずっと借りっぱのもの。さっさと攻略しないと……。プレイするって言ってから、かれこれ半年以上経ってます。んで、三時間くらいでさっくり一人目をクリアしたのですが、あーなんだこれは、「With youから全然進化してない?」ってなもんです。ちなみに、攻略したのは凪沙のお姉さんですが。

いやいや、クオリティーはもちろんレベルアップしてますよ? システム面だって文句はありません。ただ、絵とかシステムとか音楽とかがパワーアップしただけで、根本的な部分がまったく進歩してないっていうか……。

って思ってたら大間違い。これはこれでいいのです。むしろ、

これこそ僕が求めてたゲームだ!

なんつうか、この時代錯誤した青春シナリオがいいんです。朝は、ラジオのお姉さんDJの「Open up your morning light!」という声を聞いてからはじまるんです。行きつけの喫茶店とかがあったりするんです。仲のいい女友達とチャリを二人乗りして、夕方のラーメン屋に行くんです!

「えっ? そんなのほかのゲームでもあるって?」

まあ、そこは雰囲気の違いということで。なんたってF&Cですからね。ノリとしては、Pia3に似てる。90年代前半の古臭さというか……。ポケベルみたいな感じ(意味不明)。草薙こうたろう氏のシナリオは、どうしてこうもリアリティーを追及するんでしょうね。なんというか、ゲームの創作性よりも、現実をそのまま描き出すみたいな。だから、現実離れした設定のゲームとは違った趣があって、非常にいいんです。

僕は、こういうのが大好きです。

まあ、一周が三時間弱で終わってしまうので、これはかなり早く終わりそうな予感。あ、春休み中に終わることは確実かな?
今思い返せば、確か『天使のいない十二月』も同じような感覚でゲームができたような……。あれはあれでまた違った趣だったのですが、現実的(?)という意味では似てたかも。

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
オタク&プレイ日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2006/04/04(火)16:39

「Fate/hollow ataraxia」レビューもどき

-今回はレビューはしません(ネタバレ多発地帯)-

いまさらです。まあ、いつプレイしてもおもしろいものはおもしろいのでいいんですが、話題の全盛当時の波に乗れなかったというのは、少し痛いかもしれません。

それに加えて、このブログには前作の『Fate/stay night』のレビューがない! いつか再プレイするようなことがあれば書いてもいいのですが、たぶん、部分的な再プレイだけで終わりそうな予感。時間ないですしね……。というわけで、今回はレビューはせずに、雑記(小言・イチャモン・月型大好き)ということで。ま、最後に簡略評価だけはしますが。


-歌月十夜の再来?-

もちろん、内容にしろクオリティーにしろ、レベルは段違いなのですが、それでも、歌月のノリを踏まえてこその『hollow』という印象が強いように思われました。といっても、FDなので仕方がないというか、それこそ正当なFDなのかもしれません。

が、ここで言いたいのは、値段とボリュームを考えてみて、これがはたしてFDと言えるのかってことです。7,140円という値段で、このボリューム。僕はかなり遊んだので40時間オーバーだったのですが、たぶん、普通にプレイしていたらこの半分くらいでクリアできると思います。

つまるところ、イチャモンというわけでして。「ア○コの安くて手ごろな入院保険?」ではありませんが、FDっていうと、値段もゲームもさっくりイケルみたいなものなんじゃないかな、と。これだったら、このボリュームといい、きのこさんの世界観といい、充分に次回作的位置づけで出してもいい出来でした。幻の『月姫2』のノリでやってしまってもよかったのではないかと言いたいわけです。かと言って、だいたい20時間遊べて7140円が安いかと言えば、これは高いと思います。ゲーム以外のコストパフォーマンスという面において、「ちょっとなあ」っていうのが正直な感想でした。エロも、なくていいようなものなら、むしろ切っちゃったほうがいいとは思います。個人的に、Hシーンはいらないけれど、Hネタとかお色気シーンとか、そういう場面のほうが眼福な気がしました。


-本筋に燃え、日常に萌え。つまるところ、いいところを列挙したいだけ-

ま、プレイした方からすれば、まったくもってその通りだと言ってくれるはずなのですが……。今回は特に、橋に関するエピソードには事欠かなかったと思います。ブロードブリッジにて、すべてのサーヴァント(真アサシン除く)とマスターがアヴェンジャーのために戦う場面などは、まさに燃えの王道。ギルガメッシュ・ネイキッドと桜株が跳ね上がったのは言うまでもなく。「桜がアーチャーになった!?」と、思わず呟いてしまった自分がいました。あと、弓凛コンビの再来でアーチャーが赤い外套を纏う時とか。騎士王に相応しいセイバーの貫禄とか。

アヴェンジャーも、人気投票では士郎に次ぐ第12位、これは因果なのか……。「プリーズラブミー」がいい味を出してました。犬と蜘蛛のエピソードに食いついた人も多いはず。おそらく奴と奴でしょう。アヴェンジャーのことを知りたい人は、『DDD』参照とのこと。もちろん買いますが。

今回は士郎の出番があんまりなかった(?)ような気がします。なんというか、主人公なんだけど、いつも誰かとセットで、その誰かさんのほうが目立っているというか……。スプラッタはいつも通りでしたが。凛は完全な色物キャラに転身(?)ということでいいのでしょうか? セイバーは大食いキャラで定着。桜は、ライダー、キャスターと並び大健闘。製作者サイドの並々ならぬ愛を感じる……。

などなど、あとのキャラも淀みなく、そして「らしく」、個性を発揮していたかと。人気投票のコメントを見れば一目瞭然。FDとしては、これ以上ないほど、それぞれの個性を出し切っていたんじゃないでしょうか。「アングラー」とか「もっきゅ、もっきゅ」とか、「水着」とか「プロレス」とか。


-バゼットさんとカレンさん-

……これについては、どうコメントしてよいものやら。僕的にはいまいち魅力を感じなかったというか、シナリオ上、それは仕方のないことというか(たぶん、僕が桜オンリーすぎたからだけど)。封印指定の代行者ネタで、あの人形師とのやりとりを想像してみたり、カレンにいたっては真性悪魔ニアダークとのやりとりを想像してしまったり、おいしいところはおいしかったんですけどね。それでもある意味、二人とも色物キャラ。僕的には、あまりピンとこなかった二人でした。「穿いてない」とか「じゃんけん、死ねぇ!」とか「ゲット」とか、笑いのツボは完璧に押さえられていた感があるのでよかったのですが、二人とも、いまいち派手さに欠けて、他のキャラにニューヒロインという位置づけを奪われていたように思えます。

むしろ、今作はすべてのキャラクターが「ニュー」というか、「リニューアル」といった様相でした。聖杯戦争では見られなかった一面が一杯詰まっているという意味では、微笑ましいゲームだったと言えるかもしれません。


-総評みたいなもの-

というわけで、まとめでも一つ。
なまじっかな本筋が普通のゲームよりもおもしろい、というか普通にシナリオとして成り立っている分、FDという位置づけは微妙ですね。はっきり言ってしまえば、これは列記とした伝奇ノベルゲームです。FDの側面はおもしろいのですが、これはこれで別売りにしても充分売り上げが見込めます。なので、作るなら破格のボリュームを目指すのか、それともこじんまりとFDにまとめてしまうのか、どちらかにしてほしいところ。一本のゲームで二度おいしいと喜ぶユーザーもいるのかもしれませんが、月型中毒の僕は、むしろ本筋は本筋だけで楽しみたかった感がありました。
全体的なクオリティーは良作のそれ。『stay night』やっておもしろかった人にとっては最高の娯楽になるはず。あと、桜大好きな人、これ推奨。これまでは女性キャラで言うとライダー好きだったのが、一気に逆転しました。

今回はレビューではなく、書きたいことの列挙なので、総合評価はなし。ま、クリア後のメモみたいなものです。私事全快。燃え&萌え。それ以上に語ることはナッシング!

それではこのへんで。ちなみに、簡略評価はもちろんSです。

テーマ:Fate│ジャンル:ゲーム
レビュー | コメント(0) | トラックバック(0)2006/04/03(月)15:36

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Author:REN-KANESHIRO
B級大好き、ついでに良作大好きな普通のエロゲーマー。プレイペースは遅し。まったりゲーマーやってます。

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ともあれ、『プリズム・アーク』が発売! ……でも金がない(涙)宝くじの神様よ、降臨したまえー。


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