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「With You ~みつめていたい~」のレビュー

-2ルート制の意味-

「With You ~みつめていたい~」と言えば、エロゲー業界では知らない人の方が少ないのではないかと思えるほど名の売れたゲームです。F&Cのかなり古いタイトルではありますが、原画に橋本タカシ氏を起用したことでも有名なゲーム。古いだけにゲームバランスもなかなか難しいものがありましたが、辛口でいきたいと思います。

まずは、2ルート制の意味ですね。本作は鳴瀬真奈美と氷川菜織の2本のルートしかないのですが、こういうシナリオの場合は、僕はどうしても対のシナリオというのを思い浮かべてしまいます。

本作も例に漏れず、主人公とヒロイン二人は幼馴染同士。そして、二人は二人の、それぞれの視線で主人公をみつめてきたわけですが、ゲームを進めていくうちに僕は、「これはなんか違うぞ」と思ってしまいました。

というのも、主人公の割り切り具合が尋常ではないんです。陸上をやっている主人公には目指すべきゴールがあり、そこにヒロインのうちのどちらかが当てはまるという形になるわけです。が、主人公の、二人のヒロインに対する心の揺れというものがほとんど存在しない。ゴールに一人を見据えたら一直線というのは、聞いているだけではとても男らしいようにも聞こえます。でも、こういうゲームではそれではかえって面白くないと僕は思います。

なにより、主人公は二人のヒロインの気持ちを薄々感じているにも関わらず、そのことをまったく考慮に入れないで、自分の気持ちだけを信じて、想い人に気持ちを打ち明けるというのが面白くない。二人のヒロインがいて、二人の気持ちがあって、二人にみつめられている主人公がいて……となれば、三角関係に揺れる思春期の苦悩というものをもう少し描きこんでもよかったのではないか、と思えるわけです。本作は、そのようなシュチュエーションが、まったくとは言いませんが、必要分までには至っていなかったように思えてなりません。ストーリーのテンポはF&Cらしいなりにもよく出来ていたのに、惜しい限りです。


-とってつけたようなファンタジーにこける-

ええ、もうビックリしました。多少その路線の匂いはしていましたが、最後の最後で、レベル1だったファンタジック度が一気にレベル50くらい跳ね上がったかのような気分です。

いったいなにが言いたいのかというと、真奈美シナリオのラストのことですが。ネタバレはまずいのでこれ以上詳しくは書けませんが、伏線のありすぎも困るけれど、必要最小限の伏線は張ろうよと、そういうことです。

特に、先に菜織エンドを見た方はもう目も当てられないといった感じではなかったでしょうか? 実は僕がそうだったのですが、菜織ルートは、本当に普通の、いわゆる学生的なエンドだったのに、いざ真奈美のシナリオを読んでいると、まったく違うゲームをしているのではないかと思えるほど、終盤辺りから雰囲気が、ガラリと、文字通り音を立てて変わります。これではまるでリバーシブルですよ。白と黒のきれいなリバーシブルならまだしも、赤と緑みたいなわけの分からないリバーシブルではお話にもなりません。前のトピックで書いた2ルート制のことと合わせて、二つのシナリオのゲームバランスはめちゃくちゃ。その上、ヒロインよりもサブヒロインの方が魅力的に感じてしまうというのはもうどうしようもありません。

ミステリーな部分もあれば、ファンタジックな部分もあり、青春時代を謳歌するような部分もあれば、コメディタッチが強い部分もある。それはいいです。そういうゲームは山ほどあります。

ですが、何事もまとめが肝心。まとまっていれば、それなりのゲームになっていたと思います。


システム B サウンド B グラフィック A シナリオ C 総評 B

古いゲームなので、今のゲームに比べれば、やはりクオリティーでは劣るし、その分のことも考えてレビューしたいところですが、そんなことは抜きにして、ここまでレビューしてきました。が、ここから総評ということで、古い、ということも含めてコメントしていきたいと思います。

まずはシステムから。システムはもっとも年代が出てくるところだと思っているのですが、Kanonが初めてプレイしたゲームであった僕としては、それほど悪い環境ではなかったと思います。ドラマチックモードがあったことには正直ビックリしましたが、今のゲームにプレイ慣れしていると、やはり、読み飛ばしてしまったテキストを読み返せないというのは痛かったです。

サウンドに関しては、まったくもって標準値でした。これ以上言うことはなし。次に移ります。

グラフィックは、文句なしのS評価、と言いたいところですが、A評価どまりです。その理由はズバリ、クセです。原画を担当したのは橋本タカシ氏です。その画力で、今でこそ超有名絵師さん(あと遅筆なことと)ですが、当時はPia3の時のようなある程度万人受けする絵柄でもなく、少々絵師のクセが光る絵になっています。

シナリオは、けっきょくはF&Cらしいという言葉しかない気がしますね(汗) バランスがとにかく悪かったです。かと言って、絶対的におもしろくないというわけでもなく……この現象をF&Cマジックと呼んでいますが(笑)

では、総評を。

古い作品としては、かなりよく出来た作品だと思います。このゲームが発売された当時は、18禁ゲーム市場もそこまで育っていなかったでしょうし、作品的には充分に磨ききれていない、だけど、今の作品群の原型のような、先駆者的な匂いも感じられます。

時代の流れ伴ったクオリティー面の見劣りはしますが、けっして悪いゲームではありません。上に書いた酷評も含めて、当時の「らしさ」が窺えます。

ただ、やっぱりメインヒロインより、攻略不能なサブヒロインの方が魅力があったような気がするのはどうしたものか、と思いましたが……

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テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
レビュー | コメント(0) | トラックバック(0)2005/11/25(金)19:09

「姫騎士リリア ~魔触の王城に堕つ~」のレビュー

-引いてしまうシーンもちらほら-

白目を剥くヒロインが怖い。完全に狂ってしまっています。とにかく、性描写が過激なのです。……正直に、私的な言葉で言わせてもらいますと、「僕はこの手のゲームが苦手」です。

と、こうして書いておけば、いったいどういう内容なのかは簡単に察しがつきますよね。2000円で買えてしまえるリーズナブルな面に惹かれて購入しましたが、僕は正直、このゲームの2000円以上のボリュームに(次のトピックで詳しく語りますが)ビックリしました。

というのも、CGのクオリティーがとても高い。2000円分にしては、ヒロインの陵辱シーンも予想を上回って充実していますし、とにかく、エロを演出する上では申し分ない出来なんですね。

ストーリーは、王国を乗っ取ろうとする王子が悪魔と手を組み、ヒロインを陵辱調教していくという簡単なものなのですが、陵辱対象が一国の姫や王妃であることもポイントが大きかったです。なにより、それぞれの地位のプライドなどがいい具合に恥じらいになっていて、変態王子との性格の落差に拍車をかけていたからよかった。そういう意味では、このゲーム、充分に魅せてくれるゲームではありましたね。

ただし、白目を剥くヒロインにはやはり少々引きました。囚人に犯されたり、街中で民に輪姦されたり、果てはグラスに溜まった精液を飲んだり……とにかく、やっていることは陵辱系らしく正常ではありません。特に僕がドン引きしたのは、アナルから蝕手が精液を注入して、それが口から溢れるというシーン。……たとえレビューであろうと、ブログ的にこういうことを書いていいのかと思えるほど、内容はハードです。

つまるところ、僕がドン引きしたのはこういう属性に対応していなかったからに他なりません。では、こういうゲーム属性がぴったりな方にはどうなのかというと、これはもちろん、買いだと言う他ないでしょう。なにより、安いですしね(汗)


-値段から見るボリューム感?-

さて、ダウンロード版とパッケージ版があって、しかも2000円で買えてしまえるゲームのボリュームってどんなものだろう、と思っていたのですが、プレイしてみて思ったことは、ただひたすら実用的だなと、それに尽きたと思います。

というのも、陵辱系のゲームというのはエロさがかなりの比重で重要視されるジャンルだと思われるのですが、僕が「実用的だな」感じたのは、2000円で買えるゲームでありながら、予想を遥かに上回って作品として成り立っていたと思ったからです。

確かに、ストーリーが浅かったことは否めません。話の流れに大雑把な部分がなかったかと言われれば、もちろん大有りだとしか言いようがありません。

だけど、たとえばの話、同じ焼き鳥でも一本80円の焼き鳥には80円の味がするし、一本300円の焼き鳥には300円の味がすると思います。つまり、値段相応なわけですね。2000円で買えてしまえるゲームとしては、このゲーム、充分すぎるほどの出来でした。8000円を出して買ったゲームで、「これはひどすぎる」と思うゲームがありますが、今作が8000円分のボリュームでリニューアルされれて販売されたとしても、それほど大きな不評を浴びることはないと思います。


システム B サウンド C グラフィック S シナリオ C エロ S 総評 C

総評は低いのに、エロで買いだと言える。僕はこれぞ典型的なエロゲーだと思っているのですが、実用面に特化しているゲームというのは、真面目にクリアしなくとも、どこかからセーブファイルだけ取ってきて入れてしまえばいいのではないか? と、そう思えて仕方ないことがあります。

さて、それではシステムから。システム面は特に問題だなと思えるようなこともなく、あえていうなら、この手のゲームにシステム面の評価というのは必要なのだろうか、と(汗) さすがに、重くて話にならないでは困りますが……

サウンドもそこそこ。それ以上のコメントが思い浮かばないほどです。雰囲気をぶち壊すようなBGMはありませんでしたが、逆に雰囲気を盛り上げてくれるようなBGMもなかったと言っていいでしょう。

グラフィック担当はZOL氏です。非常にエロい絵を描かれる方ですね。個人的にはかなり好きな部類に入る絵師さんです。ホームページを覗かせていただきましたが、コナンの同人誌なんかがあって、画力もとても秀逸でした。この絵だと、エロを含めてのS評価は確定です。

シナリオは、ま、ないに等しきと言った感じでしょうか。無駄な部分などまったくない、シャープなシナリオと言えば聞こえはいいですが、この手のジャンルでは妥当な線でもありました。

エロについては、ただエロいと、とにかくエロいと、それだけ言っておきます。あと、エロさとグロさは紙一重だということも……

では、総評を。

2000円でこのボリューム、というのが一番心に残った印象でした。陵辱系で心に残ったというのもどうかと思いますが、エロにだけ言及して言えば確実に良作でしょう。ただし、かなりハードな側面も持ち合わせている本作。2000円だからって軽々しく買うものではない、というのが、僕個人の正直な感想でした。

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
レビュー | コメント(0) | トラックバック(0)2005/11/25(金)18:48

なんだかんだやっている内に……

ええ、なんだかんだやっている内に、更新放置気味……というか、完全放置でした。
というわけで、ゲームまったく進んでません、「with you」やるとか言ってから、いったいどれほど時間が経っていることか……

とは言うものの、他のゲームにちゃっかり手を出していたんですがね(←言い訳)
その、プレイしていたっていうのが「姫騎士リリア 魔触の王城に堕つ」です。あれですね、とりあえずエロゲーらしいエロゲーです。こっちのほうは近いうちにレビューを書けるかと。「with you」のほうは、日常に埋もれてほとんど水面下状態……この日曜日でなんとかできたらいいんですが……

あと、なんかディスガイア2が出るらしいです。んで、未だにバール倒してなかったなーってことで、ちょくちょくディスガイアもプレイしてました。今週一週間で五時間プレイ。その五時間でなにができたかって言うと、プリエの初期装備を強化できたくらい。敵強化しすぎでアルカディア界がやたら強いんだもん。かと言って下げるのもなんか悔しいし……この調子だと、バール攻略まであと五十時間はかかりそうな予感。二十段階強化のバールなんて夢のまた夢……マージョリーまでは比較的楽勝なのになー

友達は、三回転生で、ひたすらATK屋集めたらバールは倒せるって言ってたけど……
バール倒すまでにまた飽きそうな予感があります。

テーマ:美少女ゲーム│ジャンル:ゲーム
オタク&プレイ日記 | コメント(2) | トラックバック(0)2005/11/18(金)23:33

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REN-KANESHIRO

Author:REN-KANESHIRO
B級大好き、ついでに良作大好きな普通のエロゲーマー。プレイペースは遅し。まったりゲーマーやってます。

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……実は超不定期更新? いっそ、TYPE-MOONファンサイトにしたほうがコンテンツは充実しそうな予感。まあ、そんな暴挙に出るつもりはさらさらありませんが。それこそ、某研究室と性質がかぶってしまって存在意義がないですし。
ともあれ、『プリズム・アーク』が発売! ……でも金がない(涙)宝くじの神様よ、降臨したまえー。


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